MT4でEAを稼働してFX自動売買をおこなうためのパソコンのスペックは、そこまで特別に高性能である必要はありません。MT4はWindowsでのみ動作します。現時点で流通しているWindowsの一般的なデスクトップパソコンまたはノートパソコンを購入すれば、MT4でEAを稼働できるスペックがあると考えて問題ないでしょう。例えば、CPUはCore i3以上、メモリは2~4GB以上、SSDは128GB以上のお手頃なパソコンのスペックでもMT4のEAは普通に動作します。ただし、このような低スペックであれば同時にインターネット使用するなどの基本動作が快適におこなえないスペックなので、Core i5、メモリ8GBぐらいあった方が理想です。近年のパソコンの一般的なスペックであればMT4のEA使用に十分余裕のあるスペックであることがほとんどです。ただし、格安のノートパソコンなどは毎日24時間連続で稼働させ続けることは想定されていないこともあり、パソコンの故障や高温化につながる場合もあるので、VPS(仮想専用サーバー)を利用して24時間連続取引をおこなうことも一つの方法です。なお、FXでパソコンを使っている場合はパソコン代を経費に計上できますので、さらに高スペックのパソコン購入を検討する方は覚えておくとよいです。10万円未満のパソコンは「消耗費」として経費計上できますが、10万円以上のパソコンは減価償却の対象となり数年間の経費計上が必要です。新品パソコンの減価償却期間は4年となります。